ドイツで引越しをすると、アパートにビックリするほど何も付いていないことありますね。
収納がないのはもちろん、ライトや目隠しのカーテンがなくて引越した当日から困ることも多いでしょう。ライトやカーテン、家具の取り付け方は以前紹介しました。
[blogcard url=”http://www.seikatsu-joho.de/repair/beleuchtung/”] [blogcard url=”http://www.seikatsu-joho.de/repair/montage/”]今回は同じくバスルームに付いていなくて困ることの多い、『鏡』の取り付け方を紹介します!
鏡にもいろいろあって、収納棚に付いているようなものもありますが、今回は他に何も付いていない1枚の鏡だけのものを、壁に穴を開けずにタイルに両面テープで貼るというものです。
壁に穴を開けて鏡を固定する場合は、タイルに穴を開けてはいけないアパートも多く、目地が交差する所に穴を開けるなど気をつけなければいけません。両面テープを使うこの方法ならタイルを傷つけることもなく、一番簡単です!
それから引越して出なければならない時に、両面テープで貼った鏡を外す方法もお教えしますよ。
鏡を貼り付ける方法
用意するもの
鏡
これがなくては始まりませんね。どんな大きさでも大丈夫です。洗面台の上などに丁度良さそうなサイズのものを選びましょう。IKEAなどの家具屋さんでも売っていますし、ホームセンターにもあります。
両面テープ
鏡を貼り付けるのに、専用の両面テープが売られています。おすすめはコレです!
強力に接着しますし、バスルームで使われることを想定しているので湿気にも強いです。
水平器
鏡は当然ながら、まっすぐに貼った方が良いですから、水平は測りましょう。
洗剤、エチルアルコールなど
鏡を接着するタイルがどのぐらい汚れているかにもよりますが、バスルーム用の洗剤の他、エチルアルコール(Brennspiritus)など油分を取り除くものも用意しましょう。
鏡の位置を決める
両面テープを使う前に、鏡を貼る位置を決めましょう。マスキングテープや鉛筆で印をつけると良いかもしれません。水平をチェックするのもお忘れなく!
接着表面をきれいにする
洗剤やアルコールを使って接着する部分のタイルを清掃し、汚れやホコリ、油分を除去します。鏡も汚れているようなら、同じくきれいにしましょう。
鏡の裏側に両面テープを貼る
いよいよ、鏡の裏側に両面テープを貼ります。写真は剥がしたときのものですが、大体こんな感じと分かるかと思います。
ここで大事なのは、両面テープの説明をしっかり読んで、指示通りに貼ることです。たくさん貼り過ぎると逆効果で、鏡が落ちることもありますよ!
というのも、この後鏡を貼り付けるのに押さえつけるのですが、接着面が大きすぎると両面テープの部分に十分な圧力をかけられないのが原因です。
鏡を貼る
準備ができたら、両面テープの保護フィルムを剥がし、タイルに押しつけます。説明書にも書いてありますが、何秒間か思いっきり圧力をかけます。
もし力に自信がなければ、事前に助っ人を頼みましょう。どうしても手の油で鏡の表面はベタベタになりますが、後で綺麗にすれば大丈夫です。
鏡を貼るのはこれで終わりです。簡単ですね!
両面テープで貼った鏡を外す方法
さて、せっかく貼った鏡ですが、引越しで退居する時には元に戻すために外さないといけません。
実はかくいう私も前回の引越しの時に、10年以上シッカリと貼りついていた鏡をどうやって剥がすのだろう??と悩みました。それで調べたところ、目から鱗の方法が見つかりました。実際に試して効果も実証済みです!
その方法は、針金を鏡の裏に通し、両面テープを切っていくというものです。
一番上の隙間に針金を入れ、左右に動かしながらテープを切っていきます。
写真では1人での作業だったので、念のためテープで鏡を固定しながら、下から上に針金を動かしていっています。できたら2人で作業をし、1人は鏡を落ちないように押さえ、上から下に切っていく方が楽だと思います。
コツは、焦らず、ゆっくり作業をすることです。慌てると、鏡の裏のコーティングを壊してしまうことがあります。
ある程度の時間は必要ですが、この方法で確実に鏡を外すことができますよ。最後に両面テープの残りを掃除することもお忘れなく・・・。
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