自動水やり機の設置 ー 屋内とベランダ

Johanniskraut

ドイツは降雨量はそれほど多くなく、夏には長期休暇をとるお国柄ですから、植物の水やりは大きなテーマ。4週間の休暇中に水やりを誰かに頼みたくても、場合によっては頻繁に来てもらう必要があり、手配しきれないこともあるかもしれません。

そんな時には自動で動く水やり機があると便利ですよね。いろいろな方法があるでしょうが、ドイツだと手っ取り早いのはGardenaのシステムを使うことです。ほかのメーカーでも同様のものを売っていますが、ラインナップが充実していて信頼性があり、情報も多いので、Gardenaのものを紹介していきます!

[blogcard url=”https://www.gardena.com/de/produkte/bewasserung/”]

まずは必要な水の量を計算する

室内やベランダの植物に水やりをする時は、バケツなどに水を溜めておいてポンプで送る方法が便利です。

まずは必要となる水の量を計算します。普段水やりをしていてどのくらいの量を使うか分かっていれば、1日に使う量に不在にする日数を掛け合わせて必要な水の総量を出します。休暇中、誰かに水を足してもらうことが可能なら、一度に溜めておくべき水の量はその分減ります。

下のリンクでは、鉢植えの数と必要な日数、水やりの頻度から、必要な量が計算できます。しかし、植物の種類や日当たりなどによって必要な量は異なってくるので、あくまでざっとした目安にしかならないでしょう。

[blogcard url=”https://www.gardena.com/de/service/beratung/aquabloom/”]

水やり機の種類

屋内用で一番シンプルなもの

初めての水やり機の設置で屋内で使うなら、下のようなセットのものを買うのが手軽でしょう。水のタンク(10.5リットル)、ポンプ、水を送るホースなどのセットです。毎日1回1分間水を送るというシンプルな仕組みですが、これで十分なのではないかと思います(ここではAmazonへのリンクを貼っていますが、ほとんどの製品はBaumarktで購入できるのではないかと思います)。

水量は水の流れやすさの違う3種類の分配器があって、どのラインからどの植物への水を引くかによって水量が変わってきます。個別には調整できません。

それから、どの水やり機を設置するのでも、休暇に行く前に事前にテストと調整は必要です。休暇直前に調整せずに設置をしたら失敗をする可能性は大です。とくに屋内で水が多すぎて鉢から溢れさせてしまったら大惨事になりますから、家を空ける数週間前から使用して試しましょう。

植物の量が多く、細かい調整をしたい場合(屋内・屋外)

もう少し細かい調整をしたいという場合はこちらの装置の方がよいでしょう。何時間ごとに何分水を流すか、14種類のプログラムから選択できます。水を溜めるバケツは付属していませんが、自由にバケツの大きさを選べるので、植物の量が多ければこちらの方がよさそうです。これは屋外でも使えます。ただし、電源へのアクセスが必要です。

このセットに付属のノズルは水量を調節できません。水量を調節したければ、別途、下のような調節できるノズルを購入して付け替えることができます。

コンセントがない場所なら

コンセントがない場所で水やりをしたい場合には、太陽光で動くタイプのものを使うとよいでしょう。コンセントが不要な以外は2番目のものと似ているのですが、水やりできるのは20鉢までと限定されています。

設置をする

設置方法はどれもほぼ同じです。制御部とポンプ、ホースを繋ぎ、それぞれの鉢にノズルを設置します。

設置は説明書通りにすれば簡単ですが、水量の調整に時間と工夫が必要だと思います。いろいろと試してみるとよいでしょう。

今日はここまでで、庭に設置する場合の話に続きます。庭への設置は選択肢がかなり多いので、複雑になってきます。




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