煙感知器の設置は、ほとんどの州で義務付けられています。
条件は州によって異なる
具体的には、新築と改築の建物では全ての州で設置の義務があります。既存の建物でもほとんどの州で煙感知器の既に義務付けられていますが、2021年から義務付けられる州(ベルリン、ブランデンブルク)と義務の規則がない州(ザクセン)があります(2019年9月現在)。
設置は家主もしくは貸主の義務です。ですから、住居を借りている人には義務はありませんが、自分が費用を負担する必要がないと知っておくことは大事。家主に設置を要求することも可能です。どの部屋に設置する必要があるかなどの規則も、州によって異なります(それぞれの規則は、下のリンクから州の名前をクリックすると表示されます)。
Rauchmelderpflicht 16 Bundesländer im Überblick | Stand 2019Group 3
Alles zur Rauchmelderpflicht in den 16 Bundesländern: Wo Rauchmelder anbringen? Wer installiert? Wer wartet? | Gesetze, Fristen und Regelungen
煙感知器の保守点検
保守点検に関する責任は、家主/貸主が持つ州と借主が持つ州があります。借主が受け持つ場合、少なくとも1年に1度は以下の項目を確認します。
- 煙感知器が機能しているか
- 煙感知の開口部にホコリなどが詰まっていないか、詰まっている場合は除去・清掃(説明書の指示に従うこと)
- 感知器の50cm以内に障害物がないこと
- 必要であれば電池交換、もしくは新しい感知器に交換してもらう
など。
ただし貸主は、借主が保守をする場合でも住居の機能を維持する義務があり、借主が実際に保守していることを確認しなければなりません。保守点検の義務については、ここに詳細があります。
Rauchmelder Wartung: Sind Sie in der Pflicht? | RegelungenGroup 3
Rauchmelder und Wartungspflicht: Alle Informationen für Vermieter und Mieter > Rauchmelder prüfen und pflegen > Rauchmelderpflicht
煙感知器はイザという時に命を救ってくれるもの。きちんと機能する状態にしておくことは大事ですね。
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