古い通貨のマルクやシリング ユーロへの交換は今さら?

2002年にユーロ通貨が導入されてから、早くも14年が経ちました。

新たに通貨を導入した国もあり、今では25カ国でユーロ通貨が使われています。

しかし、今ごろになって、旅行に行ったときの小銭とか、お義母さんのヘソクリとか(!)、古い通貨が家の引出しから出てきた・・・なんてこともあるかもしれません。

でも簡単に、「ただの紙切れになってしまったから、今さら交換は無理・・・」と諦めないでください。

もしかしたら、まだ交換できるかもしれません。実は、今でもユーロに交換できる通貨は多いのですよ!

ドイツ・マルクとオーストリア・シリングの交換は無期限でOK!

このサイトを見る方は、ドイツ・マルクとオーストリア・シリングを持っている可能性が高いかもしれませんね。

幸いにも、どちらの通貨も交換は無期限で可能です!

ドイツ・マルク

ドイツ・マルクは、ドイツ連邦銀行(Deutsche Bundesbank)でユーロに交換が可能です。ただし、戦前に発行されたような、あまりに古い通貨は交換できません。

ドイツ連邦銀行は、ドイツ国内に支店が35ヶ所あります。そこに紙幣や硬貨を持って行けば、1 EUR=1.95583 DMユーロの交換レートでユーロに交換してもらえます。

また、遠方で直接銀行に行けない場合には、郵送で古いマルクをマインツにある支店に送ることもできます。ただし、1000ユーロ相当以上の場合は事前に連絡が必要です。下のページのPDFに必要事項を記入して、マルク紙幣や硬貨と同封をして送ります。その場合のユーロの受取りは、銀行振込か小切手です。

私は試していませんが、銀行振込は日本宛でも大丈夫なはずです。とは言え、日本から試す場合は、ドイツ連邦銀行に事前に問い合わせをした方が良いでしょうね。

日本の銀行はIBANがないので、BIC(SWIFT)コードを記入します。
(日本の銀行のホームページに載ってますよ〜)

ドイツ側からの送金手数料はないはずですが、日本の銀行で受取手数料がかかることがあります。書留でマルクを郵送することや手数料を考えると、ある程度まとまった金額でないと元が取れないかもしれません。

詳細は下のページに書いてあります。
[blogcard url=”http://www.bundesbank.de/Redaktion/DE/Standardartikel/Aufgaben/Bargeld/umtausch_von_dem_in_euro.html”][/blogcard]

英語はこちらです。

[blogcard url=”http://www.bundesbank.de/Redaktion/EN/Standardartikel/Tasks/Cash_management/free_exchange_dm_euro.html”][/blogcard]

オーストリア・シリング

オーストリア・シリングも、ドイツ・マルクとほぼ同じように交換ができます。交換する銀行は、オーストリア国立銀行(Oesterreichische Nationalbank)です。

ドイツから送金する場合は、価格補償付きの国際便で郵送します。この郵送費が意外に高いので、あらかじめ調べておいた方がいいでしょう。受取りは銀行振込になります。

こちらも詳細が下のページに書いてあります。
[blogcard url=”http://www.oenb.at/Bargeld/umtausch-in-euro/Schilling.html”][/blogcard] [blogcard url=”http://www.oenb.at/en/Cash-Management/exchanging-legacy-currencies-for-euro/Schilling.html”][/blogcard]

その他の国の古い通貨

他のユーロ各国の古い通貨は、現時点で交換できるものと交換できないものがあります。イタリア・ギリシャ・フィンランド・フランスの通貨は、残念ながら交換が完全に終わってしまいました。

その他の通貨では、無期限で交換のものもありますが、期限切れ間近の通貨もあります。手元にまだ古い通貨があるなら、手遅れにならないうちに早めに交換してくださいね!

ユーロ通貨への交換可能・不可能リスト

下は、国ごとに、古い通貨の交換可能・不可能と、交換期限をまとめたリストです。

紙幣と硬貨で異なる期限を設定している国が多いので、注意が必要です。

また、現時点で交換可能な通貨については、右側に各銀行へのリンクを張っています。全てはチェックしていませんが、大よそ、ドイツやオーストリアと同じように郵送での交換ができる様ですよ。

通貨紙幣硬貨交換できる銀行
アイルランド・ポンド無期限無期限Central Bank & Financial Services
Authority of Ireland
イタリア・リラ期限切れ
(2011/12/7)
期限切れ
(2011/12/7)
エストニア・クローン無期限無期限Eesti Pank
オランダ・ギルダー2032/1/1期限切れ
(2007/1/1)
De Nederlandsche Bank N.V.
オーストリア・シリング無期限無期限Oesterreichische Nationalbank
キプロス・ポンド2017/12/31期限切れ
(2009/12/31)
Central Bank of Cyprus
ギリシャ・ドラクマ期限切れ
(2012/3/1)
期限切れ
(2004/3/1)
スペイン・ペセタ無期限無期限Banco de España
スロヴァキア・コルナ無期限期限切れ
(2013/12/31)
Národná banka Slovenska
スロヴェニア・トラール無期限2016/12/31Banka Slovenije
ドイツ・マルク無期限無期限Deutsche Bundesbank
フィンランド・マルッカ期限切れ
(2012/2/29)
期限切れ
(2012/2/29)
フランス・フラン期限切れ
(2012/2/17)
期限切れ
(2005/2/17)
ベルギー・フラン無期限期限切れ
(2004/12/31)
Banque nationale de Belgique
ポルトガル・エスクード2022/2/28期限切れ
(2002/12/31)
Banco de Portugal
マルタ・リラ2018/1/31期限切れ
(2010/2/1)
Central Bank of Malta
ラトビア・ラッツ無期限無期限Latvijas Banka
リトアニア・リタス無期限無期限Lietuvos Bankas
ルクセンブルク・フラン無期限期限切れ
(2004/12/31)
Banque centrale du Luxembourg
(出典:https://www.oenb.at/Bargeld/umtausch-in-euro/andere-waehrungen.html)

おわりに

実は私は、小額ですが古いフランスのフランを持っていました。昔、父が旅行したままで、実家のタンスにしまっていたのです。もしかしたら・・・と思って調べたのですが、残念ながら既に交換不可能。

ずっと無期限で交換できる国があるのはすごいですが、その中でフランスが早々と交換を締め切っているのは意外でしたね。

私は手遅れでしたが、期限に間に合って、お金を交換できる方がいたら幸いです!

追記:
ドイツ アイテム考で、うちにあった古い通貨の話を書きました!ユーロ圏ではない通貨も出てきます。

[blogcard url=”http://gitem.blog103.fc2.com/blog-entry-477.html”][/blogcard]




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