以下の記事の続きです。
・お金と労力をかけないガーデニング1
・お金と労力をかけないガーデニング2 ドイツで育ちやすい植物
今回は植物を選ぶ基準、入手方法、手入れの話です!
私が植物を選ぶ基準
前回紹介した植物は、大半が我が家でも育てているものです。狭い庭の割には、やたらと多くの種類を育てています。これには私なりの理由があります。
- 1種類だけだと病気になったら全滅となりかねないし、多様性を保っていた方が強い
多様性があれば様々な虫や鳥が来るので、害虫が大発生しにくいかと考えています。
- 季節ごとに咲く花があって変化がある
- 単純に、色々な植物が育っているのが好き
- 思いがけず、貰ってしまった
これは不可抗力ですが、友人・知人やご近所さんから、自分では買わないような植物をたくさん頂きました。
他にも狙ったわけではありませんが、種類がたくさんあるとダメになった植物があっても目立たないとか、様々な花が咲いている方が上級者っぽく見えるというメリットもあります(笑)。
私なりに植物を選ぶときのポイントを紹介します。以下の点を気をつけているので、例外はありますが、自然と土地の植物が中心になっています。
遠い国の植物よりも、昔からある植物の方が蜜を取りに地元の虫が集まってきやすく、生態系と環境の保護になるので、それも意識しています。
育てやすいこと
前回、前々回の記事で書きましたが、
- 土壌に合うこと
- 植えたい場所の日照時間とも合う
- 頻繁に水やりしなくてよい
- 小まめな手入れは不要
という点は必ずチェックしています。
冬越しできる
うちにはWintergarten(サンルーム)はありませんし、冬越しできない植物を入れておく場所はリビングルームしかありません。柑橘系の植物などの冬越しは、リビングルームでは暖かすぎますし、そうでなくても環境の変化で病気になることもあります。そういうわけで、外で冬越しできる植物を選ぶことにしています。
唯一、頂き物の冬越し不可のハイビスカスと金の成る木だけは、冬に家の中に入れることにしています。
一年草ではなく多年草
季節ごとにプランターの花を植え替えているベランダは、その時々で一番華やかな花を植えることができるので素敵です。しかし、そういうマメなことは私にはできません。植えたままの放置プレー(笑)で大丈夫な植物を選んでいきます。
配色
色の組み合わせは考えていて、私は青・紫・白系統の花を選ぶようにしています。
ただ、知人から貰ったSonnenhutとTaglilieなどの黄色や、ダリアのように濃い赤い花も混じっています。少しだけなら違う色が混じっていても気になりません。
入手方法
人から貰う
上にも書きましたが、私はかなりの量の植物を分けていただきました。植物は勝手に増えていくので、庭のある人は案外余らせているものです。尋ねてみるといいかもしれません。
あとは、増えたので譲ってくれる植物は、育てやすい植物の可能性も高いですね!
全ての植物を買うと、ひとつひとつは安くても、合計ではバカにならない金額になるので、可能であれば譲ってもらった方がいいです。ついでに育て方のコツも教えてくれるかもしれませんよ。
買う
上にも書いた通り、Baumarkt(ホームセンター)などで正攻法で全てを買っていくとけっこうな金額になります。
AldiやLidlなどのスーパーでは、定期的に季節の植物を安く売るので、利用するとよいでしょう。
専門の園芸センターもおすすめです。例えばベルリン近郊では、Pflanzen-Kölleという大きな園芸センターがあります。他にはBaumschuleと呼ばれる、苗木を育てているところで買うのもおすすめです。
園芸センターやホームセンターには、植物に詳しい店員さんがいるので、何か分からないことがあるときには質問するのもよいですね。
植物の手入れ方法
以上のことに気をつけていると、手入れが簡単な植物が集まっているはず・・・なのですが、いくら育てやすい植物でも全く手入れをしないわけにはいきません。
手入れ方法を調べる
手入れ方法は買った時に植物についているタグの他、インターネットなどで調べることができます。下のサイトは、かなりの種類の植物を網羅していて、説明も丁寧で分かりやすいのでおすすめです。
Mein schöner Garten: Pflanzen, Garten & Gartentipps
Bei Mein schöner Garten finden Sie zahlreiche Anregungen zur Gartengestaltung und Gartenarbeit sowie hilfreiche Gartentipps und Pflanzeninformationen.
しかし、こういう詳しい説明を読むと作業が多くて複雑な印象を受けて、自分ではできないような気がしてきてしまう方もいるかもしれません。
それぞれの植物が、違う季節に手入れを必要としているのもややこしいですよね。
ざっくりとした手入れの分類
手入れ方法をざっくりと分類すると、以下のようになると思います。それほど種類が多いわけではありませんね。
水やり
今まで紹介したような植物では、頻繁には必要ではないはずですが、何日も雨が降らなかったり、真夏の乾燥した日は水やりをしなければいけません。
水やりは、早朝か夕方にするのがよいです。手間に感じるようならば、自動的に水やりをするシステムを導入するのも手です。
肥料・コンポストなどをあげる
紹介した植物では、年1回コンポストを加えるぐらいで十分なものがほとんどですが、バラや芝生のように肥料を必要とする植物もありますね。
枝や葉を切る
春や秋に根元まで切る植物、花が咲き終わったら切る植物があります。それから、形を整える目的で切ることもありますね。
花が咲き終わったら切る植物は、切らなければダメになるわけではありませんが、切ると種に栄養が行かない分、次の花をどんどん咲かせます(ラベンダーやセージなど)。こぼれ種を防ぐという意味もあります。その場所で増やしたいなら、種がこぼれるままに放っておいた方がよいかも。
株分けと植え替え
春や秋に根を分けて増やします。数年に1度、株分けした方が元気に育つ植物もあります。球根の場合は、秋に分けるのがほとんどですね。
鉢植えの場合は、植物が育って、鉢が小さくなった時に植え替えます。
必要に応じて、冬越しのための保護
屋外で冬越し可でも、植物によっては寒い地域では保護をした方がよい場合も。バークチップを根の周りに入れたり、鉢を囲ったりします。
よいタイミングで手入れをする
上のそれぞれの手入れ方法を、季節ごとにやっていけばよいわけですが、忘れてしまう可能性もありますね。
私は下のような表を作っています(クリックすると大きい画像が見れます)。夫も見て分かるようにドイツ語です。まだ改善の余地はあるのですが…。
薄い赤が花の咲く時期、青い部分は作業をする時期です。表を見れば、いつどの花が咲くかが分かるのも便利。これを1ヵ月に1回は見て、その月に必要な作業をすることにしています。水やり以外で実際に作業するのは、平均して月に3回程度です。それほど多くはないでしょう?
表を作る手間はありますが、やる作業が整理してあることで、情報を探したりすることに時間をかけなくて済むので、結果的に手間いらずになっていると思います。
この記事を見て、植物を育てようとやる気になってくれた方がいるなら、とても嬉しいです!
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