ドイツで最初に揃えるべき工具一式

ドイツでの生活では、DIYをする機会がよくあります。

もちろん、DIYをしなくても生活はできますし、お金はかかりますが、全てをプロに頼むのもアリです。

でも、簡単なことぐらいは自分でできるようになると、生活が豊かになるのではないかと思うのです。

ドイツのDIY初心者が自分でやってみたい作業は、下のような感じでしょうか。

  • IKEAで買った家具を組み立てたい
  • 天井にライトを取り付けたい
  • 壁に絵を飾りたい
  • 壁に家具を取り付けたい
  • 壁の色を変えたい
  • 自転車の修理をしたい

ここでは「DIYはしてみたいけれど、右も左も分からない・・・」という人のために、最初に揃えるとよい工具を紹介します!

上のリストの中で壁塗りの道具と一部の自転車用工具は特殊なので、また別の機会に紹介しますが、その他の作業で使えそうな工具を紹介してきますね!

最初に買うべき工具

工具は、最初から全てを揃える必要はありません。やりたい事に応じて、少しずつ揃えていけば良いでしょう。しかし、工具は急に必要になることもありますね。

急な故障で「〇〇をしたいのに、ドライバーがない!」な~んてことにならないように、最低限のものは家に置いておきましょう。

それから、工具はセットで10ユーロ前後の安い工具を買っても良いのですが、きちんとした工具の方がおススメです。悪い精度の工具のせいで、上手に作業できないこともあるので、あまりに安いものは避けた方が良いと思います。

本当に良い工具は財産ですし、一生モノなのですよ。ドイツにはよい工具メーカーもありますし、日本に持って帰るつもりで買ってもよいかもしれません。

ドライバー

ドライバー(Schraubenzieher)は、いろんな場面で活躍する基本中の基本の工具。上で『工具は一生モノ』と書きましたが、実はドライバーは消耗品で、使い込むうちに削れていくものです。それでも、質の良いドライバーは長持ちしますし、カチッとねじ山に噛み合います。

プラス(Kreuzschlitz-)・マイナス(Schlitz-)のどちらにも、様々なサイズがあります。違うサイズで3本ぐらい用意しておきましょう。

ドイツで広く使われているプラスドライバーには、PHタイプとPZタイプというのがあります。本来ははネジのタイプに完全に合うドライバーを使うべきなのですが、最初はそこまで求めなくても大丈夫です。

そして、マイナスドライバーも同じように3本ぐらい用意しましょう。

ドライバーは1本ずつよりも、セットで買った方が安いです。Baumarktで売っている、6本セットで10~20ユーロぐらいのものでも良いでしょう。取っ手にドライバー部を差し込める、ビット型になっているものも便利かもしれません。

きちんとしたものを買いたいのであれば、例えば下のWeraのドライバーは良い製品です。安物と比べると、嚙み具合が違いますよ。

それから、天井にライトを取り付けるなら、検電ドライバー(Spannungsprüfer)があると良いですね。

ライトの付け方はこちらに書いてあります。

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ハンマー

ハンマー(Hammer)は何でも良いのですが、重すぎず、手に収まりが良いものを選ぶと良いでしょう。持ち上げるだけで一苦労するようなハンマーでは、DIYどころではありませんからね。

ハンマーはIKEAの家具を組み立てるのに使う時もありますし、絵をかける時に壁に釘を打ち込んだりするのにも使えます。その他、使用頻度は高いです。

ペンチ

ペンチ(Zange)も使用頻度の高い工具です。

最初に買うなら、Kombizangeと呼ばれている、物を掴むペンチとしての機能の他、針金などを切るニッパー部が付いているものが良いでしょう。下のようなペンチです。よく見る形ですね。

このKnipexというメーカーのペンチは良いですよ。値段もそれほど高くはありません。

太さのあるものをしっかり掴みたいときにはウォーターポンププライヤー(Wasserpumpenzange)が、細かい作業ではラジオペンチが便利なのですが、とりあえず1本だけでもペンチがあれば何とかなるでしょう。

メジャー・折り尺

長さを測ったり、壁に穴をあける位置を決めるのに、メジャーは必要です。下のような巻き尺タイプが使いやすいでしょう。

ドイツでは折り尺(Zollstock)がよく使われます。使い方を覚えるとけっこう便利なのですが、日本人には敬遠されている気がします。使い込むと関節部が緩んできて正確に測れないので、しっかりとしたものを選びましょう。

カッター

カッター(Teppichmesser)は工具というよりは文房具に近いものかもしれませんが、ドイツ名の通り、じゅうたんを敷くときなどにも使います。ほかにも、あらゆる場面で活躍する工具です。

必要に応じて買うと良い工具

次に紹介するのは、使う時に買い足していくとよさそうな工具です。

電動ドリル

ドイツに住んでいると、家具付きの家でないかぎり、どうしても壁に穴を開ける必要が出てきます。というのも、部屋を借りると何もついていないのが普通なので、家具やカーテンレールなどを自分で取りつけないといけないから。

壁に穴を開けるには、電動ドリル(Bohrmaschine)を使います。

壁に穴を開けるには、電動ドリル(Bohrmaschine)を使います。50~70ユーロ程度でもきちんと使える電動ドリルが売っているので、買っておくと便利でしょう。
ドイツで電動工具といえばBOSCH。緑の家庭用モデルで大抵の作業はできますが、できれば一番安いモデルは避けましょう。安いモデルではパワーが不十分なこともあります。

ただ、電動ドリルに限らず、ドイツで買った電動工具は、日本では電圧が違うので使えません。もし、ドイツに住むのは数年で、その後日本に帰る予定ならば、電動工具は借りることにした方がよいかもしれません。

ホームセンター(Baumarkt)で電動工具を貸りることはできますが、ドイツ人男性にはさまざまな工具を持っている人が多く、一般的に貸すことにも抵抗がないようです。持っていそうな人がいたら、遠慮せずに聞いてみましょう。DIY作業が得意な人なら、さらに手伝いを申し出てくれるかもしれません。

壁に穴を開ける方法はこちらに書いています。

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ノコギリ

普通に生活していて、ノコギリ(Säge)を使う機会はそれほどないかもしれません。でも、もし必要になったら、引いて切る日本式のノコギリを買いましょう。Japansägeという名前で売られています。

ドイツで手に入るヨーロッパ式のノコギリは、押して切るタイプ。これは日本人には使い慣れないものですし、正確な作業をしたければ日本式の方がよいです。

レンチ・スパナ

ボルトを回すためのレンチ(Sechskantschlüssel)もあると便利です。最初は、サイズを変えられるモンキーレンチだけを買うのも手ですが、きちんとした作業をしたければサイズが合うレンチを使うべき。

レンチは家の中で使う機会もありますし、自転車の整備などでも使う工具です。状況によって使うサイズが異なるので、セットの物を買わなくても、必要になるごとに買い足していくのもよいでしょう。

口が開いている普通のレンチがMaulschlüssel、丸いリング型のめがねレンチがRingschlüsselです。

最初に買うのは両口のレンチ(Maulschlüssel)で良いでしょう。

両端に、それぞれのタイプのレンチが付いているレンチもあります。これを日本ではコンビネーションレンチと呼びますが、ドイツ語ではRing-Maulschlüssel、もしくはMaul-Ringschlüsselです。そのままですね。

ちなみに、このProxxonというメーカーは安くはないですが、おすすめです。日本でこのメーカーの物を買うと高いのですよ~。

他にも、リング型でラチェット機構の付いたレンチや、ソケットレンチもありますが、DIYに慣れてきてから徐々に買い揃えていくと良いでしょう。

六角棒レンチ

六角棒レンチ(Innensechskantschlüssel)は、ふとした時に扉のヒンジのネジが緩んでいるのを見つけるなど、忘れたころに、思いがけない場所で必要になる工具のような気がします。

建具や家具の部品、自転車やパソコンなどの電子機器など、さまざまなで場所でこのタイプのネジが使われています。IKEAの家具でも使われていることがありますが、組み立てに必要な六角棒レンチは大抵付属しています。

このタイプのネジは、ぴったり合わないと回すことはまず不可能なので、値段も手頃ですし、セットで持っていた方がよいでしょう。

水平器

家具を壁に取り付けるときなどに、水平器(Wasserwaage)は使うべきです。せっかく頑張って取り付けたのに、斜めになっていたら嫌ですしね。

ただ、水平器は無ければ無いで、他のやり方もあります。

例えば、紐に重しを垂らせば垂直が測れます。それから、スマホアプリの水平器を使うのも手です。ただ、正確に水平を出したければ、やはりきちんとした水平器を使いましょう。

以上です!今回は紹介しなかった工具も、作業手順と併せて徐々に紹介していきますね!




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