地デジテレビ放送、DVB-T2 HDへ完全切替が間近!

以前、テレビ視聴をするなら、ドイツの地上デジタル放送のDVB-Tが便利だという記事を書きました。

昔はテレビは憧れの家電だったそうですね。それが、いつの間にか、一家に一台はあるのは当たり前の時代を通り過ぎて、必ずしも必要なものではなくなってきました。インターネットで情報を集めたり、動画を見たりできますからね。そもそも、特に日本人がドイツに住む場合は、ドイツの番組を見る機会は、それ程多くないかもしれません。ドイツではテレビ番組のネット配信も多いので、ごくたまにテレビを見る程度であれば、ネット配信で充分です。Das Erste(ARD)やZDFなどのサイトから見ることができますよ。ただし、ネット配信されない番...

ところがですね、なんと2017年3月29日から一部地域で、DVB-T2 HDという新しいシステムに完全切替されるのです!

つまり、以前のDVB-T機器で、DVB-T2 HDに対応をしていない受信機では、テレビを見れなくなってしまうのですよ!

これは対応が必要です。

DVB-T2 HDとは

名前から想像できるかと思いますが、DVB-T2 HDというのは、以前からあった地上デジタル放送のDVB-Tを引き継ぐ新しい送信形式です。フルHDの高品質映像と、より多くのプログラムが提供されます。

詳しくは、下の公式サイトをご覧ください。

今までのDVB-T送信はなくなるので、テレビを引き続き見るには対応機器が必要になるという訳です。

DVB-T2 HDに移行する地域

まずは、お住いの地域がDVB-T2 HDに切替されるのかどうかを確認しましょう。切替される地域は、下のサイトで見ることができます。

これを見ると分かりますが、けっこう大きな範囲で切替されます。ベルリン・ハンブルク・ミュンヘン・ケルン・シュトゥットガルトなど、大きな街は大体が切替される地域の様ですね。

DVB-T2 HDのロゴを確認

それから、今使っている機器がDVB-T2 HDに対応しているか確認しましょう。対応されているのなら、DVB-T2 HDのロゴが付いているはずです。

そうでなければ、買い替える必要があります。

テレビに接続するチューナー(Set-Top-Box)であれば、例えば下のようなものを用意します。

PC用であれば、下のようなUSBスティック型の物を買いましょう。

これで、いきなりテレビを見れなくなって困ることはないでしょう。より詳しい情報は後日改めて発信しますね!




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