上階からの水漏れがあったときの対処法1

上階からの水漏れがあったときの対処法1

今日は水漏れの話題です!

ドイツでは、水漏れの話をよく聞きます。

Altbauの配管は1960-1990年頃にやり直している所が多いですが、それでも既に数十年。ガタがくるのも当然です。(上下のアパートを通っている垂直方向の配管を入れ替えることを、Strangsanierungと言います)

これまで水漏れになったことがある方も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、前に住んでいたAltbauのアパートで水漏れになったことがあります。

それも1回や2回ではありません!「水漏れキングか?」というぐらいの回数です(笑)

とりあえず、私の経験談

ドイツで最初の水漏れはキッチンでした。上の方の壁が濡れているのを発見したのです。その時は、アパートの管理会社(Hausverwaltung)に電話1本で、すぐに対処をしてくれました。職人さんが確認をし、原因箇所を修理。後日、塗装屋さんが来て、壁を綺麗に塗り直してくれました。

もちろん、修理費用は管理会社持ちです。

ところが、数年経ってアパートの管理会社が変わったのです。ここでは詳しく書きませんが、「乗っ取られた」と言っても良い状況でした。

新しい管理会社は色々な問題に対して、電話1本では全く対応をしてくれません。ですから、公式に手紙を書くしかありませんでした。そして、手紙を書いても、必ずしも対応されるわけでもなかったのです。

試しにこの管理会社をネットで調べてみたら、悪評が出てくる出てくる・・・。ドイツの場合、建物を建て直すわけではありませんが、まさに地上げ屋のような、悪徳管理業者でした。

実際、管理会社が変わった途端、それまで平和で居心地の良かったアパートの住環境が、ガラッと悪くなりました。

空き部屋は、不法労働っぽい外国人を使い改装。平日+土曜日の朝から晩まで騒音です(7~19時ですよ!)。

そして、改装し終わった部屋は、外国人の改装人員の住居か、これまたベルリンでは既に違法のFerienwohnung(休暇用アパート)として貸し出し始めました。休暇で来る人たちは、夜遅くまでパーティをしたり、かなりうるさいのですね。

そして、ゴミ置き場のゴミは溢れかえることが多くなりました。不法労働の外国人も、休暇で来る人たちも、ゴミの分別なんかしません。

そんな中、上階から何回も水漏れです・・・(+_+) 管理会社への対応にはずいぶん消耗しましたよ。

お陰でここで記事を書けるだけの知識を得ましたが、もう2度とこりごりな経験です。

では、百戦錬磨の私が(笑)、水漏れ時の対処方法を書いていきますよ~!

上階からの水漏れ時にすること

まずは、上の住人の所へ

まずは上階に行ってベルを鳴らし、上の住人に水漏れの件を伝えます。水漏れの原因は、上階の住人の洗濯機やシャワーかもしれません。確かめてもらいましょう。

私の場合、1度は英語もドイツ語もまともに話せないルーマニア人が出てきました。何を勘違いしたのか、バスルームで水をぶち撒いてました・・・。身振り手振りで、かなり苦労してコミュニケーションをとりました。

しかも、驚いたことに、ワンルームの部屋に成人男性4人で住んでいたということもその時に判明したのです・・・。彼らは、管理会社に雇われた出稼ぎ改装要員でした。

しばらく、足音と声が多いなとは思っていたのですが、何せ、彼らは私が起きる前に仕事に出ていくので、顔を合わせたことがなかったのです・・・^^;

そして彼らは、なんと、水漏れ問題が解決する前に、ある日こつ然と居なくなりました!おそらく別の住居に移されたのだと思います。

さすがの私もビックリしましたが、こんな風に上の住人が原因なのに責任を取ってくれない場合は、大家(Vermieter)の責任です。管理会社がある場合は、管理会社と話をすれば良いので、決して絶望的な状況ではありません。

管理会社もしくは大家に連絡

上の住人と話したか、原因が分かっているかどうかに関わらず、管理会社か大家に連絡をとります。

なぜならば、例えば水漏れが上階の洗濯機が原因で、上の住人の責任だったとしても、大家への報告の義務があるからです。最初は電話で良いでしょう。

アパートによって、管理会社のあるところとない所があります。管理会社がない場合は、大家に直接連絡をします。

原因が分からない場合やまだ修理されていない場合は、緊急に対処が必要ですね。緊急時は、管理会社が営業時間外ならば、緊急連絡先に連絡をします。ハウスマイスターがいるアパートなら、場合によっては並行してハウスマイスターにも伝えた方が良いかもしれません。

管理会社や営業時間外の緊急連絡先は、アパートの契約の際に提示されているはずです。電話番号がすぐに見つからなくても、大抵はアパートの入り口あたりに貼ってあります。予めチェックしておきましょう。

普通ならば、管理会社や緊急連絡先から、すぐに誰か人を送ってくれます。その後、職人の手配などをしてくれるはずなので、お任せしましょう。

自分では職人を手配しない

例えすぐに連絡が取れなかったとしても、自分で職人を手配しないことは大事です。

基本的にドイツでは、職人を手配した人が請求書を受け取り、支払う義務があります。明らかに自分の不注意による水漏れでない限り、職人を手配するのはやめておきましょう。

もちろん、大家が全く対応をしてくれない場合など、自分で修理を手配して、後から修理費用を請求をするケースもあります。

この場合、自分で手配する前に公式な手紙で最低2度、大家に修理を要求しなければいけません。他にもややこしくて細かいルールがあるので、手助けなしに自分ではやらない方が良いですね。

修理をしてもらう

普通なら、この段階で修理の人がやってきます。アポイントのための電話がかかってくるでしょう。

まず最初に来るのは、水漏れの原因を取り除く配管工(Klempner)です。上階が原因の場合、上階のアパートだけに来て修理が終わるかもしれません。屋根の水漏れならば、屋根葺き職人(Dachdecker)が来ますが、この場合も普通はアポイントなしで修理されますね。

原因が上の階との間の配管にある場合、下の階から穴を開けることが多いです。というのも、上階のタイルを壊すよりも、下の階の天井に穴を開けた方が修理が簡単だからです。

下の写真のような感じですね。ええ。コレは私が住んでいたアパートです。穴が開いている他にも、壁の水跡がすごい事になっています・・・(涙)
天井に穴

その後、壁の水分が乾いた頃に、塗装屋さん(Maler)が壁を塗りに来てくれます。ちゃんとしたプロならば、下地処理と本塗装をするので、2回に分けて来るはずです。

記録を取る

起こったことのメモを取る

水漏れがあったら、その記録を必ず残しておきましょう。

まずは簡単なメモ書きで構わないので、以下のようなことを記録します。

  • 水漏れを発見した日時・水漏れの場所など
  • 上階の住人・管理会社と話した日時・内容・相手の名前
  • 誰か状況確認に来た場合、その日時と相手の名前
  • 手紙を書いたならば、その日付と内容
  • 職人が来た日時と修理内容

きちんとした対応がされなかった場合に、後からその情報をもとに手紙等を書くことができるので、記録をすることはとても大事です。手紙を書く段階で、「あれ、いつだっけ?」なんて事にならないように・・・。

証拠写真

実は、写真自体には法的な効力はありません。写真は他のアパートのものと区別がつかないし、日付も工作が可能だからだと思われます。

それでも、記録として写真は撮っておいた方が良いです。

もしトラブルが続いた場合、後に弁護士さんやMieterverein(借家人協会)などに状況を説明するのにも役に立ちます。自分の記録の日付確認にもなります。

長くなったので、次回に続きます!次回は、順調に修復をしてもらえない時などの対処法です。

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