アパートを探し始める前の基本情報3 敷金・家具付き住居・ペット

(2018/2/22 加筆修正)

アパートを探し始める前の基本情報1 賃貸契約の種類』と『アパートを探し始める前の基本情報2 家賃の内訳と光熱費』の続きです。

今回は基本情報の最終回です!敷金・家具付き住居・ペットに関しての基礎知識です。

敷金(Kaution)

ドイツではほとんどの場合、入居時に敷金を支払います。敷金の金額は、1~2ヵ月分のKaltmieteであることが多いですが、最大3ヵ月分の金額のこともあります。

日本と同じように、退去時に修理の必要がなければこのお金は戻ってきます。しかし、異なるのは、その間の利子がついて戻ってくることなのです!(残念ながら、今の利率はドイツも大したことありませんが)

いずれにしても、敷金用の口座(Kautionskonto)を開設するのがお勧めです!

基本の銀行口座となる振替口座(Girokonto)は、ドイツに住む人なら開設していますね。Kautionskontoは同じ銀行で開くのが楽かもしれません。もちろん、別の銀行で開いても大丈夫ですよ。

もしかすると、既に敷金を現金や銀行振込で支払った方もいるかもしれませんね。その場合は、領収書や振込の記録などは必ず保管するようにしましょう!敷金を返したくない大家に、退去時に支払いの証明を要求されることもあるのですよ。

家具付きの部屋

アパートには、『家具付き』『家具なし』の両方のタイプがあります。一般的に、『家具付き』の方が家賃が高くなります。

家具付きの部屋でも、HauptmieterとしてとUntermieterとしての契約のどちらのタイプもあります。できるなら、大家から直接借りるHauptmieterの方が良いですね。(HauptmieterとUntermieterの違いは、『アパートを探し始める前の基本情報1 賃貸契約の種類』で解説しています)

家具付きの部屋を借りる際には、契約書に部屋の中のありとあらゆる物のリストが添付されます。退居時に確認されるので、例え物が壊れたとしても勝手に捨てたりしないようにしてくださいね!事前に大家への報告は必要です。

壊れた原因が自分の過失ではなく、経年劣化などの場合、逆に大家が代替品を用意する必要があります。冷蔵庫が動かなくなったって、泣き寝入りして自分で買うことはないのです!

ペット(Haustier)

日本で飼っていたペットとドイツで一緒に住みたい方、新しくペットを飼いたい方は多いでしょう。その場合は、住居でペット飼育が可能かチェックが必要です。

ペットの種類

ハムスター・ウサギ・モルモット・小鳥・鑑賞魚などの小動物は、契約書の内容にかかわらず飼うことができます。ただし小動物でも、ネズミや臭いのするフェレット、喋ってうるさいオウムなどは大家の同意が必要です。

一般的なペットではない小動物を飼いたいときは、念のため確認をしましょう。

犬と猫は小動物には含まれませんが、大抵は契約書で禁止していても飼うことが可能です。しかし、法的には大丈夫でも、大家や隣人との関係を良好に保ちたければ、禁止と言われている物件では飼わないのが一番でしょう。

ほかにも、隣人の病気などの理由で犬や猫の飼育禁止が有効と認められるケースもあります。飼っている犬や猫が共有スペースを汚したり、ひどく吠えたり、噛みつくなどして他の住人に迷惑をかけるような場合には、許可を取り消される可能性もあります。

犬や猫が共有スペースの階段や庭などで何かを壊したり、汚した場合には、もちろん、その補修費を支払わなければなりません。

それから、犬の場合は税金がかかってきます。住む場所によって違いますが、一匹当たり年間50~150ユーロぐらいです。それにも注意しましょうね。

その他の動物の場合は、契約書に書かれている「ペット飼育が可か不可か」の記述が有効です。ただし、爬虫類やクモなど嫌いな人が多い動物、ペットとして一般的ではない動物を飼いたい場合には、大家の承認が必要になります。

ペットか家畜か

都会の住居の場合は上記のようなルールが適用されますが、田舎の庭付きの一軒家などでは、馬や鶏、ハト、豚などがペットとして認められるかもしれません。

そもそも、飼っている動物がペットなのか家畜(Nutztier)なのかというのが、ドイツでははっきりしないケースもあります。

いくら可愛くても、ヤギや羊はペットではなく家畜と認識する人がほとんどでしょうが、例えばウサギは一見ペットとして飼っていても、ドイツでは食用にする人も多いのですよ!

びっくりする話ですが、すぐ殖えて飼いやすく、食糧難の時代にも飼われていましたから、今でも食用目的で飼っている人もいるようです。

ご近所さんが飼っているウサギの数が減っても、あまりショックを受けないでくださいね。

基本情報のおわりに

とりあえず、思いつく限りの基本情報を並べました!

『アパートを探し始める前』の知識としてこれらの情報を並べたのは、アパート探しの時に万全の状態で臨んでほしいからです。内覧のときにも、契約などについてポイントを押さえた質問ができると思います。

知識を持っていると、悪い人に引っかかりにくくなります。そして、「きちんとした人に部屋を貸したい」まともな家主さんには、外国人であっても良い印象を与えます。

そういう訳で今回は、「これを頭に入れたら安心してアパート探しに移れる!」という情報量を目指しました。でも、まだ足りない情報があるかもしれませんね。いずれ改めて情報を補足しますね~




Be the first to comment

コメントを残す