ドイツのテレビ番組を見るならDVB-Tがお得

昔はテレビは憧れの家電だったそうですね。

それが、いつの間にか、一家に一台はあるのは当たり前の時代を通り過ぎて、必ずしも必要なものではなくなってきました。インターネットで情報を集めたり、動画を見たりできますからね。

そもそも、特に日本人がドイツに住む場合は、ドイツの番組を見る機会は、それ程多くないかもしれません。

ドイツではテレビ番組のネット配信も多いので、ごくたまにテレビを見る程度であれば、ネット配信で充分です。Das Erste(ARD)ZDFなどのサイトから見ることができますよ。

ただし、ネット配信されない番組もあります。特にサッカーなどは、ニュース中で結果を流しても、ネット上では映像を見ることができません。もう少しきちんとテレビ番組を見たいなと感じるかもしれません。

そんな時、手っ取り早くてオススメなのが、DVB-Tを受信することです。

DVB-Tは地上デジタル放送

DVB-Tは地上デジタル放送の規格なのですが、ドイツでは地上デジタル放送自体をDVB-Tと呼ぶのが一般的です。ここでもDVB-Tと呼んで説明していきます。

DVB-T放送は大抵の大きい街では受信できます。導入されて随分経っていますが、まだ全国を完全にカバーするには至っていません。下のサイトで、郵便番号や地名を入力すると、自分の住んでいる場所で受信可能かチェックできます。

ケーブルテレビなどは、契約をすると月々のお金がかかるのに対し、DVB-Tは地上波放送ですから、DVB-T用の機器を1回買えば月々の支払いがなくずっと使えます。それがDVB-Tをオススメする理由です。

DVB-T受信の方法

PCに受信アンテナを繋げる

一番簡単なのは、持っているパソコンに受信アンテナを取り付ける方法です。テレビを買う必要すらありません。

USBに挿し込める下のようなアンテナが、15ユーロぐらいから売っています。電波が弱い地域では、もう少し値段が高めの強いアンテナを選んだ方が良いかもしれません。

どれも専用のソフトが付いていて、インストールもあっという間に済むので手軽です。

タブレットやスマートフォン用のアンテナも販売されています。下はiPadとiPhone用のアンテナです。ご自分の環境に合わせたアンテナを用意してくださいね!

ところで、たまに自宅が大きな建物の影になっていたりして、DVB-Tの受信が難しい場合もある様です。心配ならば、アンテナを買う前に、誰かから借りて試してみると良いでしょう。

テレビにDVB-Tチューナーを付ける

パソコンでテレビ番組を見ると、画面が小さかったり、毎回パソコンを立ち上げなければならないなどの不便もあります。そんな不便を解消するには、やはりテレビで受信した方が良いでしょう。

もちろん、テレビ用のDVB-Tチューナーも販売されています。テレビが古くてアナログしか対応していない場合は、アナログ対応のDVB-Tチューナーが必要ですので、注意して買ってくださいね!

DVB-T対応のテレビを買う

ドイツに来たばかりの人などで、テレビ自体を持っていない場合は、DVB-Tチューナー付きのテレビを買うのが良いかもしれません。タイプも値段もかなり様々なテレビが出ているので、よく比較検討して買った方が良いと思います。家電量販店では様々なテレビが並んでいるので、画質なども比較できますよ。




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