寒い国ならではの布団・マットレスの手入れ法

みなさん、ドイツでベットのお手入れはどうしていますか?

日本のように、布団を日干しにして、パンパン叩いて・・・としたいところですが、やっている人を見たことがありませんね。そもそも、太陽が滅多に顔を出さないという問題も・・・。

ではドイツ人はどうやって手入れをしているのでしょうか?寒い国ならではのお手入れ方法もあるので、紹介していきますね!

日々の手入れ

ベットは起きてすぐには整えない

ベットは起きてすぐには整えてはいけません!

夜中にマットレスの中に溜まった湿気が、こもったままになってしまうからです。ダニ(Milbe)は湿気を好むので、ベットを乾燥した状態に保つのは大事なのですよ。

朝起きたら、ベットを整えないまま窓を大きく開けて換気して部屋の空気を入れ替え、ベットの中の湿気を追い出します。

冬場はあまり長く窓を開けていると、部屋が冷え込んでしまいますね。部屋の空気が入れ替わったかどうか、分かりやすい目安があります。寒い日に窓を開けると、部屋の中の湿った空気が外の冷気に触れて、窓が曇ります。数分間窓を開けて曇りがなくなったら、空気が入れ替わり、湿気がほぼ抜けています。

ドイツの建物では、こまめな換気が大事です。その辺の話は下の記事で書いています。

マットレスに掃除機をかける

部屋を掃除するときは、ついでにマットレスにも掃除機をかけましょう。

ダニは、ホコリや人間の皮脂などを好みます。掃除機をかけて、ダニが増えにくい環境にしましょう。

布団カバーとシーツはこまめに替える

同じ理由で、布団カバーとシーツをこまめに替えて清潔に保ちましょう。可能ならば、洗濯をする前に布団カバーやシーツを外で振り払って、ホコリや髪の毛を落とすと良いです。

それからドイツでは、布団カバーやシーツの洗濯は、高めの温度(60度以上)でする人が多いですよ。

マットレスは定期的に向きを変える

最近は、使う向きが決まっているマットレスもあります。その場合は、もちろん向きは変えられません。

そうでない場合は、3カ月に1回ぐらいの頻度でマットレスの向きを変えましょう。マットレスのバネやクッションを均等に使うのが目的です。これをすると、マットレスが長持ちします。

向きは足と頭方向だけでなく、裏表も変えます。全部で4通りの向きがあるので、3カ月に1回の頻度で変えたら1年で1周します。

特別な手入れ

掛け布団の洗濯

布団の洗濯は一般家庭では難しいので、布団洗いをしてくれる洗濯屋さんに頼みます。

洗濯の料金は意外に高いので、あまり安物の布団では割に合わないかもしれません。中には、コインランドリーでも布団を洗えるところがあるので、調べてみると良いでしょう。

氷点下でダニ退治

日干しにする代わりに使えるのが、布団やマットレスを零下で外に出すことです!

実はダニは、暑さにも寒さにも弱いのです。日干しにして高温にすることができないのであれば、低温で勝負です!

方法は至って簡単です。零下の日に、布団やマットレスを一晩外に出しておくだけです。ただし、家の中に取り込んだ時に結露して湿気がつくので、ビニールなどに入れた方がいいでしょう。

この方法は、何回も洗濯すると傷みそうな、ぬいぐるみなどでも使えますよ。




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