年末年始、日本に帰国される方も多いですね。今日は一時帰国には必要なパスポートについてです!本当はもう少し早く情報を書きたかったのですが、今後も使える情報ですので、今発信しておきます!
ドイツ在住の方にとってパスポートは身分証明書代わり。有効期限もきっと把握していらっしゃるでしょう。
しかし、外国への旅行の予定がある場合は要注意なんです!
例えば、「旅行の後にパスポートの期限が切れるから、帰ってきたら更新しよう!」というのでは、遅すぎる可能性もあるのですよ!
パスポートは1年前から更新が可能
パスポートの更新は、在独日本大使館・領事館で、期限が切れる1年前から可能です。
詳しい手続きについては、下の在独日本大使館のページをご覧ください。
とは言え、1年前からなんか更新しないよ!という方も、以下の情報をご覧ください。
パスポートの残存期間で、旅行できなくなる可能性も
ドイツ在住の方が休暇や出張でドイツから出国する場合も、日本に住んでいる方がドイツへ旅行する場合も、パスポートの有効期間は一定期間以上ある必要があります。
この必要な残存有効期間は、訪問国によって異なります。中には6ヶ月以上の有効期間が必要な国もあるので要注意です!
例えば、下のサイトで確認することができます。国によって、必要な残存期間が入国時からの国と、出国時からの国があります。これにも注意しなくてはいけませんね。
ドイツの場合は、ドイツ大使館のページで確認した方が確実でしょう。「ドイツを含むシェンゲン協定国を出国する日より3ヶ月以上パスポートの残存期間が必要となりました。」と書いてありますね。
そういう訳で、余裕を持ってパスポートを更新しておく必要があるのですよ~!
ビザの貼り換え
さらに、ドイツ在住の方はパスポートの更新後、滞在許可証の貼り換えが必要ですね。
滞在許可証の貼り換えは、お住いの地域の外人局(Ausländerbehörde)、もしくは地域にもよりますが市役所(Bürgeramt, Rathaus)でできます。ベルリンの場合は、市役所で貼り換えができます(要予約)。
カード型の滞在許可証(elektronischen Aufenthaltstitel, eAT)を持っている場合、永住許可証を持っている場合も同様です。
ベルリンでは現時点では、カード型のビザを持っている場合、カードの更新ができず、新しいパスポートに紙の滞在許可証が貼り付けられます。(あれだけ大々的に宣伝して導入したのに、何か問題があるのでしょうかねぇ・・・)
もし、旅行前にビザの貼り換えができないなら・・・
もしかしたら、大きな街では、旅行前に予約が取れないことがあるかもしれません。
でも旅行を諦める必要はありません。滞在許可証の貼ってある古いパスポートを新しいパスポートと一緒に持っていけば、基本的に再入国できます(詳細は確認の必要あり)。
例えば、下のページに情報が書いてあります。
とにかく大事なのは、旅行をする予定があるなら、余裕を持ってパスポートを更新することですね!滞在許可証の貼り換えは二の次で良さそうなのは、安心です。
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